PLANTのSDGsの取り組み

株式会社PLANTは「生活のよりどころとなる店」を絶えず進化させていくという経営理念のもと、事業活動を通じてSDGs(持続可能な開発目標)の達成に貢献し、地域社会とともに持続的に成長していくことを目指します。

ふくいSDGsパートナーに登録しています。

福井県では、SDGsの理念に沿いながら、持続可能な地域・社会づくりを全県一体となって進めるため、企業や団体、教育・研究機関、NPO、自治体などの多様な主体が参画する官民連携プラットフォーム「福井県SDGsパートナーシップ会議」を創設しています。

「ふくいSDGsパートナー」登録制度は、このプラットフォームに参加する企業・団体等を登録・PRするもので、各パートナーがSDGsの達成に資する活動を主体的に実践するとともに、ネットワークを活用して活動の幅を広げていただくことを目指しています。

地産地消

その地で採れたものをその地で消費するために、農家さん協力の元、鮮度抜群の採れたての野菜を納めていただき、お客様に良い状態のものを手に取っていただける取り組みも実施しています。

現在は約30軒の農家様とご契約いただいておりますが、今後も各店舗で地元農家さんの地場野菜取扱い拡大に取り組んで参ります。

規格外野菜「イレギュラーズ」販売

以前までは農家さんから納品していただく際に良いものだけをいただき、状態の悪いものはお断りしていました。

契約を結ぶには、規格外野菜も取り扱えるかが問題になっており、そのたびに食べられる部分がある野菜を廃棄してしまうのは農家さんにも野菜にも申し訳なく、何とかならないか考えていました。

そこで、売場の中に規格外野菜を取り扱う「イレギュラーズコーナー」を設け、製品化できなかった加工品に回るような野菜を取り扱えるようにしました。

このコーナーを設置することで農家さん、野菜両方を助けるとともに、お客様には通常規格品の2割から5割ほど安い価格での野菜の提供を実現しました。また、毎日違った野菜を探す買い物の楽しみも作ることができます。

現在は取り扱っている品目が少ないため、品目数を増やし、一部店舗での実施を全店へ拡大することを目指します。

ひるがの大根(ひるがのラファノス)

産地で規格に当てはまらない大根を廃棄してしまうのはもったいないとひるがの農園代表の奥村さんが思っていたところ、弊社の規格外野菜を扱うイレギュラーズコーナーを紹介させていただきました。

廃棄するものでも使える部分を製品化することで廃棄ロス削減にもつながっています。

淡路島の訳あり玉ねぎ(東中青果)

今年は例年よりも皮がめくれたものが多く、ネットに入れられないため、見た目が悪くても味は同じなのに出荷できず悩んでいた東中青果の東中さん。

一つ一つ見た目が悪く違っていても、イレギュラーズコーナーではそれが個性となり、売場を引き立ててくれます。

現在は10店舗にて訳あり玉ねぎの販売を行っております。

食品廃棄撲滅キャンペーン

現在、世界的な課題である食品廃棄の削減に向け、一人ひとりが食べ物を大切に消費していかなければならず、この取り組みを一人でも多くの方へ認知していただくこと、そして少しでも食品ロスを発生させないようにすることを目標に、2017年12月から取り組みを実施して、7年目を迎えます。

2020年では、取り組み開始時と比較し、約40%もの食品廃棄を削減しており、日本全体での食品廃棄量も年々減少傾向にありますが、未だ年間約523万トン(※)もの食品が廃棄されています。

今後もPLANTでは食品ロス削減のために取り組みをさらに強化して参ります。

※2021年度実績 農林水産省公表

快適なオフィス空間

2021年3月にPLANT本社社屋1階のリノベーションを実施し、「Quattro Valley(クアトロバレー)」と名付けた多様な機能空間を持つオフィスを設置しました。

同時に個々の仕事デスクが日によって変わる「Office Darts」を導入し、フリーアドレスの推進も行っております。従来のオフィスに対する固定概念を無くし、個々が自律的に働ける環境作りを進めています。

普段関わることのない他部署との交流が生まれ、日々新鮮な気分で働くことができ、全体的なワークエンゲージメントの向上にも繋がっています。

リノベーション作業に従業員も参加

本社社屋のリノベーションでは、愛着を持って働けるようにと社員自らもDIY作業に挑戦しました。

廃棄用の板材などを壁に装飾したり、古くなったキャビネットにペンキを塗るなど、リユースに対する関心も深まり、協同作業を通じて社員同士の交流も深まりました。

創造性を育むオフィス環境へ

2021年3月の本社社屋1階のリノベーションに続き、2024年11月に本社2階のリノベーションを行いました。

「BostonTown(ボストンタウン)」と名付けられ、煉瓦とガラスというテーマでつくられたオフィスは、従業員がワクワクしながら働くことのできる空間です。

若い才能を伸ばす建築写真コンテストを開催

リノベーション完成を記念し、地元中高生をはじめ、若年層を対象とした建築写真コンテストを開催いたしました。

プロのカメラマンが撮影技術を伝授することで、若年層のクリエイティブな才能を伸ばす機会を創出し、人材の育成や地域社会との関係づくりに取り組みました。 

プロカメラマンと当社社長による厳正な審査の結果、各賞が決定いたしました。一等賞作品と社長賞作品です。

ふくい女性活躍推進企業 取組宣言

2016年1月に「ふくい女性活躍推進企業プラス+」へ登録を行い、2017年4月には「えるぼし」(認定段階3)に認定されました。女性が働きやすく、活躍できる環境作りを進めています。

社内チャット

2016年3月より社内チャットを導入しております。全店全従業員がリアルタイムでチャットの投稿閲覧ができ、全社のコミュニティーの場となっております。

商品に関する質問や要望、店舗で働く従業員の紹介など、昨年1年間で全社で4,000件以上の投稿があり、活発に情報交換の場として活用され、人と人が繋がる事で「働きやすい職場環境」に繋がっています。

弊社では、「生活のよりどころとなる店」づくりを経営理念として、地域住民の快適な生活に資すると共に、店舗内設備の利用等を通じて、安全・快適な生活に資する活動に協力するなど、地域社会との共生を目指して参ります。

特に、災害発生時には、地域との連携を重要と考え、非常時における物資協力や施設の提供を通して地域社会の持続的な発展に向けて貢献します。

災害時における支援協力

弊社では、2024年1月31日現在、 23自治体、その他警察、消防、病院などとも災害協定を取り交わし、災害発生時の地域住民の生活を守り、経営理念である「生活のよりどころとなる店」となれるように、災害協定の締結を進めております。

フードドライブ・フードバンク

弊社では、食品廃棄ロス削減に関連してフードバンク、フードドライブ事業にも取り組んでいます。「フードバンク」という言葉は最近では聞きなれた言葉だと思いますが、「フードドライブ」という言葉はあまり聞きなれないと思います。

フードドライブというのは主に個人の方から、ご家庭で使い切れない食品を持ち寄っていただく取り組みです。食品廃棄量は全国で年間約523万トン(※)ですが、そのうちの約244万トンが家庭系食品ロスとなっており、企業の努力はもちろん、消費する側の協力も必要不可欠な問題となっています。

2020年では福井県フードバンクモデル事業に協賛し、県民せいきょう様を通じ、福井市内の子ども食堂6団体に寄付させていただきました。

フードドライブ事業については、京都府木津川市にあるPLANT木津川店で実施しており、今後は実施店舗を拡大していき、助けを必要としている生活困窮者への支援、食品ロス削減を積極的に行って参ります。

※2021年度実績 農林水産省公表

使わなくなった事務用品・制服のリユース

さまざまな事情により不要になった備品や制服等を、第二の使い道としてないか、どこか有効活用して頂けないか、各所へお声がけをさせていただきました。

教育現場や介護施設、公共施設等、各施設に寄贈した結果、用途や環境が変わることでリユースでき、環境保全や資源のエコ活用に繋がりました。

※記載の数値は2024年2月時点の情報です。